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ピアサポーター養成研修   2023年12月25日(火)


来年1月20日土曜日21日日曜日に、「ピアサポーター養成専門講座」が開かれます。

厚生労働省主催の講座です、世の中にピアサポーターをより多く育成しようという意図です。2023年11月18日19日で基礎講座をやりました、これらを受講し、最後に振り返りをすると、厚労省から加算対象の認可をされたピアサポーターになれます。ピアサポーターについてはこのHPのメインページで説明したありますので一読して頂くと幸いです。

で、この度私が専門研修の中の「ピアサポートの専門性を活かす」という項目を講師となって講演します。ここのエリアは勉強すればするほど「ソーシャルワーク」とかさなってきます。より難しい内容となりますが、ピアサポーターの専門性は一言でいえば「自身の体験談を伝えること」につきます。ICF・ICD・ストレングス・エンパワーメント・アドボカシー・意思決定支援などなど、覚えようとすればきりがないぐらい深い項目です。ピアサポーターは専門職ではありません。同じ辛さを持つものとして対象者さんへ寄り添うことが第一です。さて、どのような講習に致しましょうか?

謹賀新年  2024年1月3日(水)

今年は1月から忙しいです。ピアサポーター養成講座専門研修の講師を頼まれました。「ピアサポートの専門性の活用」という部門が担当です。これにはICF(国際生活機能分類)・ストレングス・エンパワーメント・アドボカシー・意思決定支援などが含まれます。ソーシャルワークと重なる部分がとても多い部門です。只今必死に勉強中です。1月20日土曜日の午後からが本番です、果たしてうまくいきますことやら?

お正月はおいしいおせちを食べて、初詣にも行ってきました。おみくじは「大吉」でした、2年続けてです。縁起がいいですね。

うちは仏教ではなく神道なので仏壇ではなく神壇がおいてあります、真言はあります、もちろん「南無阿弥陀仏」などではありませんが。

本年も宜しくお願い致します。

孫へのお話   令和6年1月9日(水)

今、孫が我が家に遊びに来ている。(下記写真/おせち料理・神棚・初詣)

その孫に向かって、依存症の事・精神障害の事・糖尿病の事を一生懸命説明している自分がいる。孫は小学校5年生である。まだ難しい言葉は分からない。しかし、どうしても難しい医学用語などを用いて説明している自分がいる。それほどこれらの障害は説明に困難を要するものだという事なのだろう。

私は「障碍者講師の会すぷりんぐ」に入会している。夢は、うちの孫から高校生ぐらいの年代の子供たちに、我々の障害の事を理解してほしいという事である。いい練習台に孫はなっているのかもしれない。

何にせよ、自分の力のなさがもどかしい次第である。ストレングス・エンパワメントがまだまだ足りない実感がしている。もっともっと訓練、否修行をしなければ。

2024年1月20日と21日で上記ピアサポーター養成専門研修が終わりました

私はファシリテーターと講師をやりました。

講師の担当は「ピアサポーターの専門性の活用」です。ICFやICD・ストレングス・エンパワーメント・アドボカシー・意思決定援助について講演しました。今回はオンラインです。講演するにあたり結構勉強しましたが、それぞれが結構奥が深く難しい題材なので苦労しました。受講生の皆さん分かってくれたかな?

ICFは国際生活機能分類の事で、現在よく使われています。ICDは国際疾病分類で、診断に使われています。ストレングスは個人個人の持つ「強さ」で人はみなその強さを持っているので、支援する方はそれを引き出してあげるのだという事です。エンパワーメントはその引き出した強さを基に物事に対処するという事です、これはアメリカの公民権運動が始まりだと言われています。アドボカシーは「権利擁護」の事で、クラスアドボカシーとかリーガルアドボカシーとか色々種類がありますが、今回は同じ障害の持ったものが代弁するピアアドボカシーについて説明しました。意思決定支援は3段階あり3番目の全く意思が決定できない人の成年後見制度についての説明となりました。

それぞれ奥が深く、ここでは説明できないくらい複雑です。その講義をやったわけですが、まあ。よくやった方だと自分をほめたい気分です。自分自身のお勉強にもなりました、またこのような機会があればやってみたいです。

2024年1月24日(水)

「アル中あるある」

2・3日前に電話がかかってきました。

「そちらは、北海道断酒連合会かね?」「はい、そうです」「あの~、上等な日本酒を飲むとアル中は治るんだよ、洋酒など蒸留酒はいかんあれは毒だ、日本酒は発酵酒だから身体に良いのだよ、だから治る。どう思うかね。」といった内容でした、私は「貴重なご意見ありがとうございます」と答えました。「そうかご意見ね、まあいいだろう、日本酒飲めば治るのだよ」と繰り返して電話を切られました。酔っていらっしゃるようでした。本当に貴重なご意見だと思っています、なるほどそういう風に考える人もいるんだと思いました。

いつかどこかでこのエピソードを話せたらいいなぁと思ってます。

2024年2月5日(月)

「遅れている日本のア症研究」

筑波大学で「女性のア症に関する研究」をされている方がおられます。日本ではそのような研究者が」2・3人程度しかおられないそうです。

アメリカではきちんとしたエビデンスがあり、ア症者の中で30数%の人が自助グループで回復されているデータがあるようです。他の治療(認知行動療法・カウンセリング等々)より格段の数値らしいですね。

日本にもっともっと研究者が増えて、世の中にもっと知ってほしいです。

2024年2月14日(水)

「大雪が降りました、やっと晴れています」

3日前に大雪が降りました、札幌で積雪量が80Cmです、我が家の前も60Cmほど積もりました。家内と一緒に玄関前と車庫の前を除雪。翌日には、道路の雪をうちの前に置いて行ったものを除雪。2日間かけて雪投げです。さすがに疲れました。雪国の恒例行事ですが、辛いものがあります。

今年は例年に比べて雪が少ないそうですが、積雪量に比例して排雪が入りません、札幌市で何とかしてほしいものです。早く春がこないかなぁ?

2024年3月30日(日)

「ちょっとしたハプニング」

今月は月の初めは医療機関のプログラム3件、中盤は「ピアサポーター養成フォローアップ研修」のファシリと講師があり、とっても疲れました。そんな中3月15日に家内に息子から電話がかかってきました。お嫁さんと孫(11歳の女の子)が用事で札幌に出てきていて、帰ろうとしたときにお嫁さんが急に胸が苦しくなり倒れてしまったとのことでした。その時孫がびっくりして手も足もガクガク震えてしまったのですが、周りの大人に助けを求めて、救急車を呼んでもらい、救急病院に運んでもらったとの事でした。孫に感心してしまいましたね、体の震えが止まらない中、よく回りの大人に助けを求める事ができたなぁと思いました。病院で会った時に「よくやったね偉かったぞ」と抱きしめてあげました。幸いお嫁さんは心室性気概収縮との診断で大事にはならずに、一家そろって我が家に一泊して帰っていきました。

そんなハプニングがあり、気分が上がりすぎて調子を落としたいます。4月はまた少し忙しくなりそうなので、調子を戻していきたいと思っています。