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更新情報

2023年2月8日 ピアサポートフォーラム・SBIRTSセミナー 広報追加

2023年12月25日 ブログページ新設 

2024年1月23日 ピアサポーター養成研修関連追加更新

心の問題で悩んでいるあなた、巻き込まれているご家族

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zoom札幌「こころの集い」

依存症・自助グループに関する最新情報・生きずらを抱えている方達への相談受付

心の回復(リカバリー)について掲載しています。ただしコミュニティの基本は北海道札幌市です。まず自己紹介から行きます。

私の過去

十数年前アルコールの多量摂取から重篤なる急性膵炎を起こし、緊急入院しました。翌日病状は急変、多臓器不全を起こしICUに入りました。ICUには合計40日間という長きに渡って入っていました。腎臓・肝臓・肺・胃腸の機能は完全に不全状態となり、腎臓は透析・血中酸素飽和度は70台まで下がり。DIC等のありとあらゆる合併症を発症、膵液は漏れ出して膵臓自身と周りの臓器・組織を溶かしてしまいました。勿論多臓器不全ですから臓器から出血、血管壁からも血液が漏れ出し、体内はその血液やリンパ液等で満たされる状態でした。医学的には生存率0%となり、当時主治医が言っています「ここからは医学の領域ではなく、神の領域です。」と。

妻と息子はDNRオーダー(心肺停止に陥っても蘇生処置は施さない)という確約書にサインしています。その時の病院の経営幹部は大玉という患者は、すぐICUから出しなさい。ICUは生きる可能性のある患者さんが使うもので、死しかない患者が使ってはいけないとの圧力を私の主治医に与えたそうです。しかし主治医は頑としてしたがわなかったと言う話を後から聞いています。

しかし、その中何とか命が助かり今に至っています。膵臓が溶けてなくなっているので、糖尿病です。症状はⅠ型と同じです。今はインスリン注射で命を繋いでいます。

そんな私ですので、命というものには真剣で真摯に向き合っています。このホームぺージを見つけた方で「お酒の問題で苦しみ悩んでいる方、巻き込まれているご家族の方」一緒にお話ししませんか?一緒に回復していきましょう。

ここに記載していることは、ピアサポーター活動の一部です。

ピアサポータと言うものの簡単な説明を記述します。

ピアサポーター・ピアスタッフ・ピアカウンセリングと色々な表記があります。
Peer(ピア)とは大辞林をひも解くと、「同じような地位にある者。同僚。仲間」であり英英辞典によると

  • someone who is the same age.or who has the same social position abilitiens as other members of group

  • 障害者基本法改正・精神保健福祉法改正・障害者虐待防止法・障害者差別解消法の制定・社会モデルの考え方を示すアメリカでのピアサポート活動には、マイノリティによる公民権運動が背景にあります、ピアサポートとアドボケイド(権利擁護のための代弁者)が一体となって進められた歴史があります。そして「自立生活運動」、これは他の人の介助による自立だったり、1970年代に身体の人達が自分たちはクライアントではなくコーシュマー(最終使用者)であるべきとして、自分達でピアカウンセリングやケースマネジメントを始めました。さらに医学モデルから社会モデルへと変貌を遂げていきました。

  • 長期入院精神障がい者の地域移行に向けた具体的方策の今後となっています。相互性と当事者運営を重視した活動で、原則当事者側の無償の、自発的な、お互いの支え合いを言います。サービスを提供する・される関係がありません。
  • 例としては、セルフヘルプグループ・ピアサポートグループ・患者会があります。
  • ピアサポート活動は1845年にイギリスの「精神病患者友の会」に始まっています。つまり始まりは精神からです。現在は「精神」「身体」「知的」「難病」「高次脳機能障がい」「発達」「ひきこもり」など特筆すべきは「教育」の領域にも広がっています。
  • 前述のようにSHGもピアサポート活動の一部と認識されますが、特徴として「反官僚的な組織」「専門職がいない」「自発的」「個人的な参加」「相互利益(相恵性)」がうたわれます。これはピアサポーターとは違う特徴を持ちますが、SHGに自らも参加する、知り合いがいるなど、ピアサポーターの業務の一つである「社会資源と繋げる」というものに通づるかと。
  • これのバックヤードには「障害者権利条約」あります。2006年国連で採択され、2014年に日本でも批准されました。究極は「私たちの事を、私たち抜きで決めないで」(Nothing About Us Without Us)です。これは日本においても法制度の見直しが行われました。そして令和3年4月からサポート加算が開始されます。これは「ピアサポートの専門性の活用を加算により評価するという事です。「障害者ピアサポート研修」のうち「基礎研修」「専門研修」を終了していることが加算条件の一つとして検討されています(私はこれに当たります)
  • 最近の我が国におけるピアサポートの動向として下記のものが上げられます。 予算付けして上記を担うピアサポーターの養成、入院中の精神障がい者が、病棟プログラムや作業療法への参加、交流会の開催等を通して、本人の意向に沿ってピアサポーターなどの支援等に機会をえる事の増加を図る。
  • なお国会ではこれらを受けて「障害者総合支援法」「障碍児福祉法」の改定法案の付帯決議がなされました。(詳しくは厚労省のHPを参照願います)


  • 参照文献 岩崎香編著 「障害者ピアサポート」 
  • 障害者ピアサポーター基礎研修

我々の主張

我々は 社会的な死・精神的な死・身体的な死・経済的な死 その死の淵からよみがえった者です。過激なるサバイバル戦争を生き抜いた者達です。その者たちの事をサバイバーと呼びます。
決して。精神障碍者・精神疾患者・異常者と呼ばれることを容認しません。これが我々の主張です。そしてそのシンボルをYomigaEluと呼びます。

【お知らせ】

令和5年6月10日、厚生労働省が支援している「SBIRTS普及促進セミナー」が開催されました。

SBIRTSとは

Screening(スクリーニング)

Brief Intervention(簡易介入)

Referral to Treatment(医療機関の治療)

Self-help group(自助グループへ繋ぐ)

上記のプルグラムサイクルを医療行政と自助グループが連携して依存症の方に寄り添う政策を言います。まだまだ世の中に知られていないシステムです。今回のセミナーを通して学んでください。

この様子は下記のyoutubeにて発信しています。よろしければご覧になってみて下さい。

ピアサポーター養成研修の基礎研修と専門研修が終わりました

令和5年11月18日・19日よ令和6年1月20日・21日で、北海道主催、北海道ピアサポート協会主管の「ピアサポーター養成基礎・専門研修」が終わりました。専門研修では基礎編の振り返り・リカバリー・専門性の活用・働くこと・チームでの活動・等々についての講演とワークショップを行いました。結構膨大な量でここでは詳しくは述べられませんが。加算対象のピアサポーターを養成する講座です、国から地方自治体に降りて、北海道では初めての研修でした。私は「ピアサポートの専門性の活用」という部門を担当しました。

単年度研修とのことですが、多分来年度も行うと思います。ピアサポーターが増えるといいなぁと思います。


北海道連合会の今後の行事予定

7月20日~21日  北海道ブロック一泊研修会 場所:ネイパル森

8月10日~11日  道断連リーダーを考える研修会 場所:国立大雪青年交流の家(旭川美瑛)

8月25日     小樽断酒会創立50周年記念大会 場所:小樽市民センター

10月20日    第52回北海道ブロック大会  帯広 場所未定

2025年2月7日~9日 第53回大雪断酒学校 場所:国立大雪青年交流の家(旭川美瑛)

拠点医療機関 

医療法人社団ほっとステーション大通公園メンタルクリニック